海外規格との比較

保護めがねJIS規格の概要と、EN(欧州規格)、ANSI(米国規格)とを比較しました。
※一部抜粋での比較となります。

レンズ アイピース

JIS T8147 EN(欧州規格)EN166 class1 ANSI(米国規格)Z87.1
外観 5mm幅の縁部分を除き、泡、傷、色むら、脈理、不純物、くぼみ、型の跡、欠けなどの使用上視界を損なう重大な欠陥が無いこと。 同左 同左
平行度 0.16cm/m以下 0.12cm/m以下 0.50cm/m以下
屈折力 球面屈折力 ±0.12m-1 ±0.06m-1 ±0.06m-1
円柱屈折力 0.12m-1 0.06m-1 0.06m-1
視感透過率 85%以上 74.4%以上 85%以上
耐衝撃性 直径22mmの鋼球を高さ1.27~1.30mの高さから落下させたとき鋼球が貫通せず、2片以上に破砕しないこと。 直径22mm、43g以上の鋼球を5.1m/sで衝突させ、破砕しないこと。 直径25.4mm、68gの鋼球を高さ127cmから落下させ、破砕しないこと。
表面磨耗抵抗 研削材400gをレンズに落下させたときの表面磨耗抵抗値(=拡散透過率/全透過率)が8%以下
(耐磨耗の表示があるレンズに関してのみ要求事項あり)
耐熱性 55℃の環境中に30分間置き、明らかな変形がないこと、また、上記平行度・屈折力に適合すること。 60℃の環境中に60分間置き、明らかな変形がないこと、また、上記平行度・屈折力の条件に適合すること。

完成品

JIS T8147 EN(欧州規格)EN166 class1 ANSI(米国規格)Z87.1
耐衝撃性 直径22mmの鋼球を、高さ1.27~1.30mの高さから落下させて、レンズの縁が欠けたり枠から外れたりしない。 直径22mm、43g以上の鋼球を5.1m/sで衝突させ、レンズの破砕や球の貫通、分解や部品の外れ等がないこと。 直径25.4mm、68gの鋼球を高さ127cmから落下させて、レンズの破砕や球の貫通、分解や部品の外れ等がないこと。
めがね把特性(スペクタル形) ツルのちょうつがいから60mmの点を2.94Nの力で1分間引張り、レンズが枠から外れないこと。鼻掛部に1.0kgのおもりを1分間吊るして、レンズが枠から外れないこと。
バンド取付部強度(ゴグル形) 2.0kgのおもりを10分間吊るして、亀裂・切断、外れがないこと。
耐食性 沸騰した10%食塩水に15分間、常温の10%食塩水に10分間浸して24時間乾燥させたとき、金属部分の腐食が確認されないこと。 沸騰した10%食塩水に15分間、常温の10%食塩水に15分間浸して24時間乾燥させたとき、金属部分の腐食が確認されないこと。 沸騰した10%食塩水に15分間、常温の10%食塩水に入れ、その後24時間乾燥させたとき、金属部分の腐食が確認されないこと。
難燃性 650℃に熱した直径6mmの線材を5秒間圧着して、5秒以上炎を出して燃え続けないこと。 同左 同左

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